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木藍の収穫の季節になりました

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過ごしやすい季節、日本の5月。
日本から遥か6000Km、ヘナ+木藍に配合されているハーブ
「木藍(もくらん)」の産地である南インドは、1年で
最も暑い季節を迎えています。
日中の気温は40℃近くですが、どこまでも続く緑豊な風景が、
その暑さを和らげてくれます。

そんな気候の中、たくましく育った木藍が収穫の季節を迎えたので、
契約農家の畑を訪ね、木藍の出来を確認するとともに、
製造の立会いをしてきました。
木藍の乾燥葉を粉砕するだけという、シンプルな製造工程ですので、
素材の品質が、製品の命となります。

木藍の栽培では、同じ畑でずっと木藍を栽培するのではなく、
他の植物も栽培する「輪作」を行うことで土の栄養バランスが
保たれます。
このため、肥料などやらなくても水やりだけで木藍は十分育ちます。

5月収穫の木藍は、乾季に育ったもので灌水が必要ですが、
水やりの間隔がコントロールできるため、出来が良いそうです。
ピンク色のかわいらしい花を咲いている今の木藍は、
藍色が一番濃く取れる時期です。

木藍の花

畑を訪ねたのは、午前10時前くらい。
その日の収穫が終わろうとした頃でした。
農家の人々は、収穫した木藍をトラクターに載せて乾燥場へ運ぶ
準備をしていました。

木藍の収穫

トラクターを追って乾燥場に行くと、そこは、広いコンクリートの
スペースでした。
真夏の強い日差しは、収穫した木藍を一気に乾燥してくれます。

木藍の乾燥

乾燥した葉は、粉砕する工場に運ばれ、ハーブを熟知した
現地スタッフが品質を確認します。
乾燥具合が悪かったり、青黒く発色したりした葉を除いたものだけを
製造に使います。

南インドは慢性的な電力不足で、電気が3時間しか使えない日も
あります。
乾燥葉を粉砕する工程には、どうしても電力が必要です。
製造は少しずつ進んでいますが6月に終了し、7月には日本に
到着する予定です。

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