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木藍の製造の季節を迎えます

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木藍の花

ナイアードヘナシリーズの中で、落ち着いた黒茶系の仕上がりの「ヘナ+木藍」。
その原材料の「木藍」は、製造の季節を迎えます。

木藍は、インド藍とも呼ばれ、青色を発色します。
オレンジ色を発色するヘナと合わせると、黒茶系の色をつくります。
木藍の製造は、収穫した木藍を天日干しで乾燥させ粉砕するシンプルな製造工程ですが、
シンプルだからこそ、素材そのものは、製品の命です。

「ヘナ+木藍」に使われる木藍は、栽培に適した条件をもつ、
強い日差しと豊かな雨の恵みのある南インド・タミル・ナードゥ州の
契約農家の元で栽培されています。
可愛らしいピンク色の花が咲き始めたころの木藍には、色素が多く含まれているため
この時期の木藍を収穫し、製品に使用します。
収穫した葉は、よく乾燥させ粉砕するので、乾燥させるのに適した乾季に
合わせて、栽培をお願いしています。

今、南インドでは、粉砕用の乾燥葉を作っている真っ最中。
強い日差しが葉っぱを乾かしてくれます。
乾燥葉がある程度の量になったら、粉砕を始めます。
粉砕の仕事は、乾燥葉の選定から始まります。
ハーブと染料を熟知したインドのスタッフが、黒くなってしまったり、
乾燥具合が悪かったりする葉を取り除きます。

製造や品質管理は、現地スタッフが担当ですが、
木藍の出来の確認や、製造の立会等のために、日本側のスタッフが毎回出向きます。
今回も私が南インドに出張し、今シーズンの木藍の仕事に立会ってきます。
もうじき、出発です。では、行ってきます。
(リリット)

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