石鹸シャンプーとリンスの楽しみ方
今回は、石鹸シャンプーとリンスについてのご紹介です。
石鹸シャンプーには、液体タイプの製品が多くありますが
ナイアードでは、自然素材の固形石鹸でのシャンプーをご紹介します。
特に固形石鹸でのシャンプーは、「どうやって洗髪するの?」と戸惑う方も多いはず。
◎固形石鹸のシャンプー
まずは、お湯で頭皮からしっかり予洗いし、汚れを落とします。
実は、お湯だけで汚れの7割近くが落ちるとも言われています。
予洗い後、石鹸を手に取り、そのまま髪に直接石鹸を当て、
くるくると円を描くように髪全体に石鹸を馴染ませます。
泡立たない場合は、時々お湯を加えると泡立ちがよくなります。
【ポイント】
泡立ちが悪い場合は、頭皮や髪の汚れを落としきれていない証拠。
2度洗いなどでしっかりと泡立ちが良い状態にして、頭皮からマッサージを
するように丁寧に地肌から洗い上げます。
髪質や季節による髪の状態で仕上がり感には個人差はありますが
しっとりした仕上がりにされたい方は、トルコのアダテペで採れる
オリーブオイル100%の「アダテペの石鹸」を使用してみてください。
軽やかな仕上がりがお好みの方は、モロッコのアルガンの木から採れる
アルガンオイルを使用した「アルガン石鹸」がおすすめです。
◎石鹸シャンプー後のリンス
洗面器の8分目程までお湯を張り、「お酢」や「クエン酸」、「レモン汁」
いずれかを大さじ1杯入れ、リンス液をつくります。
洗面器に髪を泳がせ、残りを頭皮から全体に馴染ませ2分ほどおきます。
リンスの原理は、石鹸でアルカリ性寄りになった髪や頭皮を酸性のリンスで
中和することで、キューティクルを引き締めるというものです。
それによって、なめらかで指通りのよい仕上がりにします。
【リンスになるもの】
石鹸シャンプーの後のリンスは、酸性のものを使用します。
簡単に言うと、口にして酸っぱいと感じるものはリンスになります。
「お酢」、「レモン汁」、「クエン酸」の他に、「ローズヒップティー」など。
私のお気に入りは、「ハイビスカスティー」を濃い目に煮出したもの。
香りやリンス液の見た目の美しさだけでなく、髪がやわらかく、しなやかになる
のが、お気に入りの理由です。
リンスの作り方は、生活を楽しむページで紹介している
石鹸シャンプーにおすすめのリンスレシピ」もご覧ください。
しかし、一般のシャンプーから石鹸シャンプーに切替えたばかりは
髪のきしみやべたつきを感じる方もいて、なかなかうまく切り替える事が
できなかった経験をお持ちの方も多いはず。
べたつく方は、石鹸シャンプーで十分な洗髪ができていないのが原因の場合があります。
よく洗えている目安として、しっかり泡が立った状態での頭皮からの洗髪を心がけてみてください。
リンス後にきしみを感じる方は、まだ髪が乾ききっていないタオルドライの状態で
椿油やオリーブオイル等を適量とり、毛先に馴染ませるようにすると、
きしみが和らぎます。ナイアードの「アルガンクリーム」もおすすめですよ。
石鹸シャンプーをはじめてみたいという方、この機会に是非試してみてはいかがでしょうか?
(比田井)