ガスールを上手に溶かすコツ
モロッコの粘土・ガスール。ペースト状にしたものを洗顔やパック、全身の洗浄に
お使いいただくアイテムです。
「ガスールに水を加えてペーストにしたものを使う」というシンプルな使い方ですが、
皆さんはガスールを使う時、上手に溶かすことが出来ず悩んだ経験はありませんか?
「ペーストの固さはどのくらいにしたらいいか」「芯が残ってしまい、上手に溶かせなかった」
「水の量が難しい」など、使い方に関するお問い合わせも度々いただきます。
そんなお悩みを解消していただくため、今回はガスールの溶かし方と、
上手に溶かすコツをお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
<用意するもの>
・ガスール
・水(ガスールの2倍の量)
・ガスールを溶かすための器(洗顔ならおちょこのような大きさがおすすめです。
少し深さがあるものをお選びください)
※器は、ガスールのために新しいものを用意せず、普段使いの食器を
使っても。ガスールは食器洗いにもおすすめです。
<ガスール固形の溶かし方>
①器にガスールを入れます。
②ガスールの2倍の水を加えます。(ガスールが浸るくらいが目安です)
③3分ほど待ちます。ガスールが水を含み、膨らみ始めます。
※ガスールに水を加えてから3分間は、ガスールに触らないで待ちましょう。
触ってしまうと、芯が残ってしまい、上手に溶かすことができません。
④3分経ったら柔らかさを確認し、軽く混ぜてペーストにします。
<ガスール粉末の場合>
①器にガスールを入れます。
※出来るだけ、山型にならないように入れてください。(②の写真を参考)
山型になるように入れてしまうと、中心まで水が行き渡らず、
上手に溶かすことができません。
②ガスールの2倍の水を加えます。
③混ぜてペーストにします。
使いやすいペーストの固さの目安は、ヨーグルトくらいです。
ペーストが少し固めの場合は水を、肌に付けた時に垂れてしまうほど緩くなって
しまった場合はガスールを少しずつ加え、使いやすい固さに調整してください。
コツがわかると、簡単に使いやすいペーストを作ることができますので、
ぜひ試してみてくださいね。