インドのホーリー祭り

はじめまして、インド現地スタッフのサティッシュと申します。
よろしくお願いいたします。

先週、インドでは、三大祭りの一つ「ホーリー」が行われました。
ホーリーについて、皆さんに紹介したいと思います。

ホーリーは、新年を祝う祭りで、ヒンドゥーの暦で決まります。
今年は、3/6～10がお祭りでした。
祭りの前夜、祝い火を起こして、昨年の悪いものや記憶を燃やし、
良いものは今年にも続くようにお祈りをします。

祭りのメインの日、有名な「色水かけ」が行われます。ランバリ・ホーリーとも言います。
「ラン」は色、「バリ」は富を意味し、良い意味を込めて、人々に色水をかけます。
私の出身のウッタール・プレデッシュ州や隣のビハール州では、
ホーリーのことを「パグアー」とも言います。
祭りの時にパグアーという伝統的な歌が歌われるのが由来です。
このホーリー祭りは、火曜日まで続きます。

祭り中は、年齢・男女・貧富・上下関係の壁がなくなり、
皆平等に色水にかけられます。この色水かけは、メインの日の正午まで続けられます。
午後になると新しい服に着替え、村の人々の家に行き、
相手の額に「グラール」という色をつけ、お互い祈り合います。
この時、「バーン」という雑草の粉末、牛乳、砂糖、ドライフルーツから
作った飲み物を飲みます。

皆さんにホーリーの写真を交えながら、お祭りを紹介したかったですが、
残念ながら、ホーリーの数日前に祖母がなくなり、
私たちの家族はお祝いを取りやめました。
次の機会にはぜひ紹介したいと思います。
（サティッシュ）