朝摘みばら水製造中
ネパール大地震から10日経ち、支援の輪も広がっています。
まだまだ被災された地域の人々が大変な状況は続いていて心が痛みます。
私たちナイアードも、ナイアード・ネパールの仲間たちと共に、
これからのネパールへ気を配っていきたいと思います。
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折しもモロッコでは、薔薇のシーズンが始まっています。
今年も朝摘みばら水の製造が始まりました。
現在は、モロッコ・ムゴナでの蒸留の真っ只中。
年に数週間の短い薔薇の季節に1年分の朝摘みばら水を作るので、
その間はスタッフが交代で、日夜問わず蒸留器の火の番をしながらの製造が
続きます。
ここで改めて、シンプルな薔薇の芳香蒸留水「朝摘みばら水」の
つくり方を紹介します。
芳香蒸留水は、その名の通り香りのついた蒸留水です。
香り高く、古くから人々に愛されてきたダマスカスローズを蒸留します。
お湯を沸かし、その湯気が薔薇の花の入ったバスケットを通過する時に
薔薇の香りがついた湯気が上がります。
冷却することで、薔薇の香りのついた湯気が水に戻ります。
これが朝摘みばら水です。
言葉にするとシンプルですが、ムゴナの薔薇そのものの香りのばら水を
目指す製造の中には、細やかな工夫がたくさんあります。
バスケットに入れて蒸留を始める前に、
契約農家から届けられた薔薇を一輪一輪選別し、
萎れて香りが酸っぱく変わってしまった薔薇や、若い蕾、葉や茎などを
手作業で取り除く工程があるのも、
出来上がったばら水に雑味や酸っぱい臭いを残さないためです。
「ムゴナの薔薇そのものの香りを届けたい。」
そう話すモロッコスタッフ渾身の朝摘みばら水。
現在紹介中の2014年蒸留分のばら水は、ボトルの中で香りの熟成が進み、
華やかな香りになっています。
これからの蒸し暑い季節の化粧水、リフレッシュウォーターとしておすすめです。
朝摘みばら水について、詳しくはこちら