ヘナ染めは簡単?自分で染める方法、疑問や不安を解消!
ヘナ染めをこれから始める時、自分で染められるか不安…と心配になる方が多いと思います。ヘナ染めをする時に用意するもの、使い方などの基本から、気を付けたいポイント、初めて染める方の疑問や不安を解消できるような内容をまとめています。
ぜひ、ヘナ染めを始める皆さんの参考にしてくださいね。
目次
ヘナ未経験者のヘナ染めに対する不安
自分でヘナ染めをしてみよう!
染め始める前にしておいたほうがいいこと
染め方の手順
洗い流した後は…
- 【木藍(茶系、黒茶系)の場合】ホットタオルを巻く
- 【木藍(茶系、黒茶系)の場合】自然乾燥がおすすめ
- 【木藍(茶系、黒茶系)の場合】緑色に仕上がった場合
- 色持ちを良くするために
- きしみが気になる時はオイルをなじませる
- 染まりが薄いと感じたら連続使用がおすすめ
長い髪を簡単に染められる方法
ヘナ染めをするタイミングは?
悩んだときはお気軽にお電話ください!
ヘナ未経験者のヘナ染めに対する不安
塗るのが難しそう
これから染める時、多くの方が感じるのが「自分で染めることができるか不安」だと思います。美容室で染めてもらう時のイメージをお持ちだと、自分で塗るのは難しい…と感じてしまいますが、実はイメージしているよりも簡単で、綺麗に染めることができます。
難しい手順はなく、ナイアードのヘナをお使いの方は、自分で染めている方ばかりです。
誰だってヘナ染め初心者からのスタートで、私たちスタッフも失敗や試行錯誤を繰り返しながらヘナ染めを楽しんでいます。髪染めのプロである美容師さんのように塗ろうと思わなくて大丈夫ですよ!
自分の髪がどんな色になるか不安
もう一つ不安に感じるのは、仕上がりの色だと思います。ナイアードのヘナシリーズは赤茶系、茶系、黒茶系があり、どれも黒髪の色を大きく変化させることはできませんので、染まるのは白髪の部分です。
白髪の割合によりますが、白髪に赤茶系が入るとメッシュが入ったような華やかな仕上がりになりますし、茶系や黒茶系なら黒髪になじみ、白髪を目立たなくさせます。
どのヘナにするか迷ったらチャートで見つけよう!
どのヘナを選ぶか迷ったら、質問に答えるだけであなたになったヘナや使い方がわかるチャートをご用意していますので「ヘナ~選び方~」よりお試しください。
カラーリングやパーマをしている髪にも使える?
カラーリングやパーマをしている髪にもヘナはお使いいただけますが、それぞれ注意点がありますので順番にお伝えします。
カラーリングをしている髪
ヘナは髪を引き締める「収れん作用」があり、これがハリやコシに繋がりますが、髪が傷んでいたり弱っていたりすると、きしみやごわつきとして感じることがあります。そのため、カラーリングで髪が傷んでいると、きしみなどを感じる可能性が高いです。
ただ、このきしみは髪が健康になる準備段階です。ヘナ染めの回数を重ねて髪が健康になると感じなくなりますので、洗い流した後にオイルをなじませるなど、ケアしながら諦めずに頑張りましょう!
きしみを緩和させる方法について詳しくは「ヘナの後の髪のきしみ、ごわつき、パサつき感」をご覧ください。
また、カラーリングをしている髪をヘナで染めた時の仕上がりイメージについては「カラーリングで染めている髪をヘナで染めると仕上がりは?」をご覧ください。
パーマをしている髪
ヘナはパーマ液で傷んだ髪のケアにもおすすめ。気を付けていただきたいのは順番とタイミングです。ヘナは髪を引き締めてコシを与えて、髪を強くする効果があるため、パーマ直前にヘナ染めをするとパーマがかかりにくくなる場合があります。
そのため、パーマを先にかけてパーマが落ち着くまで(1週間~10日くらい)間隔を空けてからヘナをしてください。
詳しくは「ヘナで染めている髪にパーマをかける際の注意点」をご覧ください。
自分でヘナ染めをしてみよう!
用意するもの
1.ヘナパウダー
2.お湯(45℃くらい)
3.ボウル
4.スプーン
5.手袋
6.乾いたタオル
7.ティッシュまたはキッチンペーパー
8.ラップ
9.ドライヤー
10.保温性のあるキャップまたはタオル等
道具はご自宅にあるものでOK
ボウルやスプーンなどはご自宅にあるものでも問題ありません。ヘナは植物100%なので、ナイアードのスタッフは台所にあるボウルやスプーンをヘナ染めにも使用しています。
(もちろん、ヘナ染め用として準備していただいても大丈夫ですよ!)
タオルは使い古し、または色が濃いものが◎
タオルにヘナのペーストが付くと、一時的に染まってしまいます。すぐに洗い流したり洗濯を繰り返すと落ちますが、使い古しのものや、色が濃いタオルを選ぶと色が付いても気にならないのでおすすめです。
※シルク、ウールなどの動物性の素材はヘナの色が付くと落ちませんのでご注意ください。
染める場所は洗面所やお風呂がおすすめ
鏡と水道がある場所だと染めやすいので、洗面所で染めている方が多いです。
また、お風呂(浴室)で染めるのもおすすめ!浴室内に飛んでしまったペーストはシャワーで洗い流せば綺麗になりますので、周りを気にせずに染められます。
染め始める前にしておいたほうがいいこと
染める3日前にパッチテストをしましょう
食べ物でも卵や蕎麦のアレルギーの方がいらっしゃるように、ヘナも植物100%ですが稀に植物アレルギーを起こされる方がいらっしゃいますので、染める3日前にパッチテストをしてください。
特に、今までにひどいアレルギーを経験されたことがある方は、専門医に相談の上、パッチテストを行ってからヘナ染めをしてください。
パッチテストの方法は「ヘナ相談窓口」をご覧ください。
また、パッチテスト用のヘナをお送りすることができますので、ご希望の方は同じく「ヘナ相談窓口」のパッチテスト用ヘナ受付フォームよりお申し込みください。
床に新聞を敷く
洗面所などで染める場合、ヘナのペーストが床に落ちて汚れるのが気になる時は、事前に新聞などを敷きましょう。
床や壁にペーストが付いた場合、すぐに拭き取れば大丈夫ですが、材質によってヘナが付くと落ちない場合もございますのでご注意ください。
汚れてもいい服を着る
服にヘナのペーストが付いてしまう場合があります。万が一、ペーストが付いてしまってもすぐに洗い流せば落ちますが、シルクやウールなどの動物性の素材はペーストが付くと染まってしまい、色が落ちませんのでご注意ください。
手や爪も染まりますので手袋を付けましょう
ヘナはタンパク質に絡みついて色を付けますので、手や爪も染まります。
肌は新陳代謝と共に落ちていくので2~3日で目立たなくなりますが、爪は代謝をしませんので、一度染まると爪が伸び切るまで染まったままになります。(赤茶系なら爪はオレンジ系に、茶系・黒茶系なら爪は藍色~黒系に染まります)
素手で染める方もいますが、手や爪が染まるのが気になる方は手袋を必ず付けるようにしてください。
染め方の手順
①お湯で髪を濡らしてタオルドライする
まずはお湯で髪を濡らし、タオルで水気を軽く拭きます。髪を濡らすことでキューティクルが開き、色の入りが良くなります。整髪料をご使用の方は、シャンプーをしてからヘナをお使いください。
髪を濡らすことをおすすめしている理由について、詳しくは「ヘナの使い方 髪を濡らしてから塗る派?それとも乾いた髪に派?」をご覧ください。
②ペーストを作る
取扱説明書に記載されている「ヘナの粉とお湯の目安量」を参考に、ペーストを作ります。ヘナの粉と45℃くらいの少し熱めのお湯を混ぜて、マヨネーズくらいの固さを目安に作りましょう!
多少ダマがあっても大丈夫!ヘナ染めが初めての方は、目安量より20gほど多めに作ると、ムラなく全体的に塗ることができますのでお試しください。
③髪にたっぷり塗る
手袋をした手で髪を少しずつ取り、生え際や白髪が気になる部分が隠れるくらいたっぷりペーストを塗りましょう。塗っている途中や、塗り終えた時には全体を揉みこみなじませるとムラなく塗ることができます。
植物100%のため頭皮についても問題ありません。根元も綺麗に染めるためにも、シャンプーやヘッドマッサージをするイメージで塗ってください。
④保温できるキャップやタオルをかぶる
ヘナを塗った髪の上にラップを巻き、その上からドライヤーで2~3分加温したら、保温性の高いキャップやタオルをかぶります。
特に「ヘナ+木藍 茶系」「ヘナ+木藍 黒茶系」の場合は、綺麗に染めるための重要なポイントの一つが「保温」。待ち時間の保温が染め上がりの良し悪しに影響しますので、アルミ製のキャップをかぶるのがおすすめです。
ナイアードでおすすめしているヘナ染め保温キャップについて、詳しくは「ヘナを上手に染めるためのおすすめの逸品」をご覧ください。
⑤待ち時間は40分
保温した状態で40分待ちます。待ち時間はお茶を飲みながらゆっくり過ごしたり、家事をしながら過ごしてもOK!
時々、長く置いた方が濃く染まると思われている方がいらっしゃいますが、ヘナの種類によって違いがあります。赤茶系は長く置いても問題ありませんが、茶系、黒茶系の場合は、長くても1時間で洗い流してください。1時間以上待つとヘナの発色が強くなり、仕上がりの色が赤っぽくなりますのでご注意ください。
⑥洗い流す
ペーストをよく洗い流し、その後、シャンプーまたはお湯のみで洗髪し終了です。
染め方を動画で確認
洗い流した後は…
【木藍(茶系、黒茶系)の場合】ホットタオルを巻く
洗い流した後に「ホットタオル」を巻いて発色を進めましょう!
用意するものは、頭を巻ける長さがあるタオル1枚。
①濡らして絞ったタオルを電子レンジで600Wで1分温めます。
②ヘナのペーストを洗い流した髪をタオルドライし、ホットタオルを巻きます。
③ホットタオルの上から保温キャップをかぶり、10分ほど待ちましょう。
ホットタオルの温かさと水分(湿度)が一気に髪への色の定着を進め、その後の色持ちも良くしますので、ぜひお試しください!
※ホットタオル後ならドライヤーで乾かしてもOK!
※タオルを電子レンジで温める時に、やけどにご注意ください。
【木藍(茶系、黒茶系)の場合】自然乾燥がおすすめ
茶系、黒茶系を綺麗に発色させるもう一つの重要なポイントは「水分」です。
洗い流した後、すぐにドライヤーで乾かしてしまうと、赤色または赤紫色に発色する傾向があります。髪が濡れた状態が長いほうが落ち着いた色への発色が進みますので、ドライヤーは使わず自然乾燥がおすすめです。
※自然乾燥する時は、体が冷えないようご注意ください。
【木藍(茶系、黒茶系)の場合】緑色に仕上がった場合
初めてヘナ染めをされる方が、緑色に染まってしまう場合があります。
緑色は髪に木藍の色が入っている証拠で、空気に触れて1~3日で白髪が茶系、黒茶系に変化していきます。ただし、2~3日経っても緑色のままの場合は、お手数ですがもう一度染め直してください。
色持ちを良くするために
染めた後、2~3日はお湯のみで洗髪したほうが色持ちが良くなります。
また、お風呂の時間を使って手軽にできる10分染めの「合間染め」もおすすめです。
合間染めについて、詳しくは「ヘナの色持ちを持続させるためのひと手間」をご覧ください。
きしみが気になる時はオイルをなじませる
洗い流した後、乾かした後にきしみが気になる時は、オリーブオイル、アルガンオイル、椿油などを少量(1~2滴ほど)なじませると、きしみやパサつきを緩和させることができます。
詳しくは「ヘナ後の髪のきしみ、ごわつき、パサつき感」をご覧ください。
染まりが薄いと感じたら連続使用がおすすめ
染め上がりの色が薄いと感じたり、もっと濃く染めたいと思ったら、連続使用がおすすめです。色を重ねることで、濃い色合いになります。
連日使用する場合は、連日染めても2~3日間隔を空けて染めても、どちらでも大丈夫です。
長い髪を簡単に染められる方法
用意するものは髪ゴム2本
長い髪を染める時にあると便利なものは髪ゴム2本。
ポイントは束ねた髪に少しだけ緩めのペーストをたっぷり塗ること!
染め方の手順は取扱説明書通りですが、ちょっとした工夫で長い髪でも短時間で塗り終えることができ、綺麗に染まりますのでぜひお試しください。
長い髪のスタッフを実際に染めた動画もありますので、詳しくは「【ヘナ・自分で染める】長い髪を簡単に染める方法」ご覧ください。
ヘナ染めをするタイミングは?
白髪が気になった時
ヘナ染めをするタイミングとして一番多いのは「白髪が気になり始めた時」です。
次にヘナを染めるまでの間隔ですが、長年の経験やお客様とお話をしていると、3~4週間に1度染めている方が多いように感じます。
髪の傷みが気になったらトリートメントとして
髪の傷みが気になった時には、ヘナのトリートメント効果でヘアケアしましょう。トリートメント目的なら10分の短時間染めでもいいですし、白髪を染める時と同じで40分待てば髪は艶やか、白髪も染まって一石二鳥です。
お出かけ前の髪のお手入れに
お出かけ前は洋服選びだけでなく、髪のお手入れもしたいところ。髪が綺麗だと明るい気持ちになれるので、お出かけがさらに楽しく感じます。赤茶系で明るく華やかにしたり、黒茶系で落ち着いた雰囲気にしたりと、気分で仕上がりの色を変えてみるのも◎。
ヘナ染めをしたい時、いつでもOK!
ヘナ染めをするタイミングについて触れてきましたが、ナイアードのヘナシリーズは植物100%のため、極端なことを言うとアレルギー反応がなければ毎日お使いいただいても大丈夫です。「今日は少し時間ができたからヘナしようかな」「そろそろ染めたいな」と思った時が染めるタイミングです!
悩んだ時はお気軽にお電話ください!
ナイアードのスタッフはみんなヘナ愛用者で、ヘナ歴数年のスタッフから、ヘナ歴20年以上のベテランスタッフまでいます。皆さんのお悩みや疑問にお答えしますので、お気軽にお電話くださいね!快適なヘナ染めのお手伝いをします。
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