アダテペでは石鹸づくりが始まります
ナイアードの3種の石鹸のメインの素材である、
エクストラバージンオリーブオイルは、
アダテペ・オリーブオイルミュージアムが
周辺地域の自然栽培のオリーブから搾ったもの。
昨年10月から、オリーブの収穫に合わせオイル搾りが行われていましたが、
そろそろ今シーズンのオリーブの収穫も終わり。
休む間もなく石鹸づくりが始まります。
ミュージアムが作るアダテペの石鹸は、伝統的な釜焚きの石鹸。
貴重な技術を受け継ぐ石鹸職人メメットさんが舵を取り行われます。
近年、石鹸づくりも工場での大量生産が主流になり、
釜焚きの石鹸を作る技術を持った職人は世界的にも少なくなっています。
ミュージアムでは、この貴重な技術を絶やさず未来に繋げるために
アダテペの石鹸を販売し、石鹸づくりやオイル搾りをはじめ、
ミュージアム内の通年に渡る仕事に従事する人々の雇用を作っています。
石鹸づくりは大きな釜でオイルを熱することから始まります。
素材のオイルを大きな釜に運び入れ、薪をくべてオイルを熱し、
できた石鹸素地(固まる前の柔らかい石鹸)を木枠に流し入れるなど
忍耐強く、ダイナミックな作業工程が続きます。
石鹸に刻印(スタンプ)を打つのが石鹸づくりの締めくくり。
ミュージアムでは、1度に木枠8枚分、2000個を超える数の石鹸を
作りますが、この石鹸すべてに、木槌で1つ1つ刻印を打ちます。
最後の石鹸に刻印を打ち終えたメメットさんは、汗びっしょりと
なりながらも無事石鹸づくりを終えて、ほっとした安堵の表情。
愛情たっぷりに手づくりされた、温かい「アダテペの石鹸」。
エクストラバージンオリーブオイルだけのレシピで、
優しく、しっかり洗い上げます。
敏感肌の方や小さなお子様にもおすすめです。
家族みんなで使ってみてください。