ヘナの染め方と注意点 〜より心地よく、楽しく使っていただくために〜

ヘナには染毛のほかにトリートメントの効果があります。
また、インドやモロッコなど中近東では、お洒落としてボディペインティング(ヘナアート)の伝統があります。これは、最近では、新しいファッション、メイクの方法として再発見されつつあります。

また、リンスやヘアパックなどを、ハーブによって行うケアも、高いトリートメント効果やリラクゼーション効果などで注目されています。

ここでは、髪の染め方、トリートメントについて説明します。

安全性:植物の粉末のみで作っています。ただし、稀に肌に合わない方もいらっしゃいますので、必ず、事前にパッチテストを行ってください。

簡 単:ヘナやアワルの粉をお湯に溶いて、ペースト状にしたものを髪の毛に塗りつけて1時間放置。(アワルでのトリートメントは15分から30分)後は水で洗い流すだけ。それ以上長くつけていても、髪も頭皮も傷めることはありません。

トリートメント効果:ヘナは染料としてだけでなくトリートメントとして使われています。髪にコシと艶を与え、サラサラにします。また、アワルは、色をつけずにヘナのようなトリートメント効果があるハーブとしてインドでは古くから用いられてきました。

アロマテラピー効果: 成分はすべて乾燥させたハーブの粉。植物の青っぽい爽やかな香りはリラックス効果があります。

カラーバリエーション  
ヘナ100% オレンジ〜赤褐色系 明るい色ですが、ヘナ本来の色が白髪の部分にメッシュで入り、おしゃれな感じに仕上がります。
ヘナ+10種のハーブ オレンジ〜赤褐色系 10種のハーブで、更にトリートメント効果を強くしています。髪の傷みが気になる方にお勧め。
ヘナ+木藍 黒茶系 白髪を落ち着いた色に染めたい方に。
アワル 無色・トリートメント 髪に色がつかない100%ハーブのトリートメント。髪をしなやかに保ちます。
用意するもの  
   
 ・ヘナパウダーまたは、アワルパウダー
 ・ビニール手袋 手が染まるのを防ぎます。(アワルは不要。)
 ・ボールなどの器 ヘナやアワルを溶くために利用します。
 ・スプーン、はしなど ヘナやアワルを練り、混ぜるために使います。
 ・ラップ又はシャワーキャップ(ヘアーキャップ) ヘナやアワルの乾燥を防ぎ、保温用に頭を包みます。
 ・コールドクリームなどワックス、オイル類または、ティッシュペーパー クリームは、肌が染まらないように生え際、うなじなどの色移りがにつけます。(アワルは不要。)
その他、生え際には、ペーストの上にリボン状に裂いたティッシュを乗せて、液だれを防止する方法があります。
・汚れてもよい帽子やタオルなど シャワーキャップやラップの上からかぶったり巻いて、保温します。髪のキューティクルを開き、色のなじみを良くします。
 ・古タオル又はケープなど ・衣類を汚さないようにする時に、使用します。汚れてもかまわない服を着ても。
   
染める為に必要な分量  

    部分染め------ 適量
    ショートヘア----30〜50g)
    セミロング  ---- 50g 〜)
    *髪の長さ、量などによって加減してください。アワルの使用量の目安もヘナと同じです。


手順と注意  

ヘナ100%、ヘナ+10種のハーブの場合

    手順 -----------------------
    1. 洗髪後、整髪料などをつけていない状態で使用します。お湯かシャンプーのみで洗髪後、水滴が落ちてこない程度に水気を拭き取ります。
      (髪が
      ぬれた状態の方が、キューティクルが開きやすく、髪にヘナの成分がよりなじみやすいため。)

    2. ヘナパウダーをボールにあけ、マヨネーズ位の固さののペースト状にします。
      容器にお湯(45度くらい)を入れ、ヘナの粉を全て入れて、素早くかき回します。または、シェーカー等、密封できる蓋付きのビンに、お湯を入れてから、ヘナの粉を入れ、垂直にふると、ふんわりしたペーストになります。
      ヘナとお湯の比率ヘナ100%、また、ヘナ+10種のハーブは、ヘナ:お湯で、1:3。粉が50グラムならば、お湯は150 CC ヘナ+木藍は、ヘナ:お湯で、1:4。粉が50グラムならば、お湯は200 CC というようになります。

    3. 髪を少しずつ取り分け、手袋をした手で、ヘナを地肌からもみ込むように、丁寧になじませます。
      分け目、白髪が目立つ部分、生え際などの染まりにくい部分には特にたっぷりとつけるようにしてください。髪のはえたばかりの部分は染まりにくいので、特に丁寧に馴染ませて下さい。

      !! 汚れてもかまわない服を着たり、ケープや古タオル等を肩にかけて衣服もカバーしましょう。(染めたくない部分や衣服についた場合は早めに洗い流してください。)

      !! 生え際部分には、3センチ程の幅に裂いたティッシュで上からおさえると、液だれをおさえることができます。また、耳や生え際、首など染めたくない部分にコールドクリームなどを塗ると、色うつりしにくくなり、より安心です。

    4. 塗り終わったら、ラップやシャワーキャップで頭全体を包み、その上から保温用タオルを巻き(キャップをかぶっても。)、そのまま1〜3時間程待ちます。トリートメント効果を重視したい時は、2〜3時間置くことをお勧めします。
      保温タオルやキャップの上から、ドライヤーや蒸しタオルなどで髪を2ー3分暖めるとキューティクルがひらいて色素が髪になじみやすくなります。

    5. ヘナをよく洗い流します。

注意とポイント -----------------------

  • 髪質などにより、染め上がりには個人差があります。
  • 染めて直後は色が鮮やかに感じられますが、徐々に落ち着いて来ます。
  • 何度も重ねて染めると白髪の部分は、だんだん落ちついた色あいになってきます。
  • ご使用前に、パッチテストを行って下さい。
  • 目に入った際は、すぐ洗い流してください。
  • 肌にあわない場合は、すぐにご使用をおやめください。
  • 肌に違和感が残る場合は、専門医に御相談下さい。
  • 使用後、洗髪時や、汗などで色おちする場合があります。絹、ウール類はヘナの色がつきやすいので、着用にご注意下さい。   

ヘナ+木藍の場合

    手順 -----------------------
    1. 洗髪後、整髪料などをつけていない状態で使用します。お湯かシャンプーのみで洗髪後、水滴が落ちてこない程度に水気を拭き取ります。
      (髪が
      ぬれた状態の方が、キューティクルが開きやすく、髪にヘナの成分がよりなじみやすいため。)

    2. ヘナパウダーをボールにあけ、マヨネーズ位の固さののペースト状にします。
      容器にお湯(45度くらい)を入れ、ヘナの粉を全て入れて、素早くかき回します。または、シェーカー等、密封できる蓋付きのビンに、お湯を入れてから、ヘナの粉を入れ、垂直にふると、ふんわりしたペーストになります。
      ヘナとお湯の比率はヘナ:お湯で、1:4。粉が30グラムならば、お湯は120 CC というようになります。

    3. 髪を少しずつ取り分け、手袋をした手で、ヘナを地肌からもみ込むように、丁寧になじませます。
      分け目、白髪が目立つ部分、生え際などの染まりにくい部分には特にたっぷりとつけるようにしてください。髪のはえたばかりの部分は染まりにくいので、特に丁寧に馴染ませて下さい。

      !! 汚れてもかまわない服を着たり、ケープや古タオル等を肩にかけて衣服もカバーしましょう。(染めたくない部分や衣服についた場合は早めに洗い流してください。)

      !! 生え際部分には、3センチ程の幅に裂いたティッシュで上からおさえると、液だれをおさえることができます。また、耳や生え際、首など染めたくない部分にコールドクリームなどを塗ると、色うつりしにくくなり、より安心です。

    4. 塗り終わったら、タオルを巻き、その上からシャワーキャップやラップを巻きます。タオルを巻くことで、髪とラップの間に空気の層を作ります。(木藍の発色には空気と保温が大切なため。)そのまま1時間待ちます。
      保温タオルやキャップの上から、ドライヤーや蒸しタオルなどで髪を2ー3分暖めるとキューティクルがひらいて色素が髪になじみやすくなります。

    5. 1時間ほどたったら、よく洗い流します。

    6. シャンプーした後も 色は徐々に濃くなっていき、2〜3日したら安定します。
    7. 2〜3日後の色より更に濃くしたい時には 連続使用すると、色が重なり、濃くなります。    

注意とポイント -----------------------

  • 熱いお湯で溶かないで下さい。また、ペーストの色が暗い色にならないうち(3-40分以内)に髪に塗り終えるようにして下さい。
  • 髪質などにより、染め上がりには個人差があります。
  • 染めて直後は色が鮮やかに感じられますが、徐々に落ち着いて来ます。
  • ご使用前に、パッチテストを行って下さい。
  • 目に入った際は、すぐ洗い流してください。
  • 肌にあわない場合は、すぐにご使用をおやめください。
  • 肌に違和感が残る場合は、専門医に御相談下さい。
  • 使用後、洗髪時や、汗などで色おちする場合があります。絹、ウール類はヘナの色がつきやすいので、着用にご注意下さい。  


アワルの場合

    手順 -----------------------
    1. 洗髪後、整髪料などをつけていない状態で使用します。
      (濡れた状態の方がよりなじみやすいです。)
    2. アワルパウダーをボールにあけ、お湯を少しづつ加えてよく混ぜ、たれない程度、マヨネーズくらいのゆるめのペースト状にします。
    3. 溶かしたアワルを髪の根元から先端へと塗りこみます。ヘナのように生え際や手が染まるのが心配はありません。
    4. 全体塗り終わったら、ラップやシャワーキャップで頭全体をぴったり包み、15分待ちます。時間があるときは、待ち時間を30分位にすると、よりおちついたしっとりした感触になります。
    5. ペーストをぬるま湯でよく洗い流して完了。

注意とポイント -----------------------

  • 染色成分をもちませんので、髪の色を変えずにハーブでトリートメントをしたい時に、お勧めです。
  • ご使用前に、パッチテストを行って下さい。
  • 目に入った際は、すぐ洗い流してください。
  • 肌にあわない場合は、すぐにご使用をおやめください。
  • 肌に違和感が残る場合は、専門医に御相談下さい。  

パッチテストの方法・・・ご使用の3日前に行ってください。
植物アレルギーのある方、今までにひどいアレルギーを起こしたことのある方等は、専門の医師にご相談の上、パッチテストを行ってから、ご使用下さい。
  1. 少量のヘナを水で溶く。

  2. 腕の内側等、日光の当たらない部分に、10円玉大のヘナを塗り、上から絆創膏等を貼り、24時間そのままにします。

  3. 24時間後に洗い流し、かぶれ、かゆみが起きないか、48時間様子を見ます。ヘナの染色で肌がオレンジ色になりますが、これは、問題ありません。徐々に消えます。

*かぶれ、かゆみが出た場合は、24時間の塗布中であっても直ちに洗い流してください。
*違和感が残る場合は、専門医にご相談下さい。

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