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今まで私達は、ヘナや大青など、様々なハーブと出会い、皆様にヘナシリーズとして3種類の商品をお届けしてきました。ハーブと深く関わる中で、新たに出会ったハーブをご紹介いたします。
■木藍(もくらん)との出会い
私達は、これまでのヘナシリーズを通して、より細かな粉末に改良したり、よりよいハーブの配合比や、新しいハーブ類の調査研究などを、日々行っています。こうして関わり続けている奥深いハーブの世界と付き合う中で出会ったのが、今回ご紹介する『木藍』(もくらん)です。
南インドのタミルナード州に、暗い色に髪を染められるハーブがあると聞き、現地へ行って見て来ました。
日焼けした顔で出迎えてくれたのは、「木藍」という植物を使って、インディゴ・ケーキ(藍染めをする際に使う固形の藍)作り工房の職人の人たちでした。
彼らのインディゴ・ケーキ作りは、早朝5時からの木藍の刈り取りから始まります。
それは、とてもシンプルな昔ながらの方法で、木藍を水につけ、藍の元となる成分が溶け出したその水を、男達が足を水の中で蹴り上げる事で水に酸素を溶け込ませ、藍を作るというものです。緑鮮やかな自然の中、全身を鮮やかなブルーに染めながら、男達が水を蹴り上げる光景は、見る者を圧倒する程の迫力です。
出来上がった藍のケーキも上質な、とてもすばらしい物。また、作業から出る排水はそのまま灌漑に利用したり、木藍の残りかすも、堆肥にして畑に返すなど、藍に対しての誇りや自信など、そのものづくりの姿勢も見事なものでした。
そんな、藍で生きている彼らには新しい事へのチャレンジ精神が感じられ、私達のパートナーとして共に本物の世界を追求していく事のできる人達だと確信、その後、何度も彼らの元に足を運び話し合った結果、私達のために、ここの良質な木藍を粉末にしてくれる事になりました。
村にある小さな粉砕機では十分に粉砕する事ができないので、私達が粉砕機とフィルター機を購入、彼らは工場などを借りて準備を重ね、生産をスタートさせることができました。
この工場は、周りを畑や生い茂るヤシの木に囲まれ、南インド独特の緑豊かなのんびりとした空気のただよう素敵な場所にあります。
美しいだけでなく、この工場は、木藍の畑が隣接している為、刈り取り-乾燥-粉砕への流れがとてもスムーズに行えるメリットがあります。さらに、ハーブを熟知したナイアードのスタッフが、彼らと共に作業をしますので、一層、上質なものをお届けする事が可能になりました。
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■木藍とは?
木藍(もくらん)は、マメ科コマツナギ属の植物で、学名をIndigofera tinctoria L.と言います。
ヘナ同様、人とのかかわりは深い植物で、インドをはじめ、アジア全域、アフリカや南米と広い地域で生育し、インドでは医療品の原料や藍染めなどとして使用されてきた歴史があります。
日本では、江戸時代には色素含有量の多いこの木藍が輸入されて、藍染めの原料として良く知られいましたし、ヨーロッパでも古くからインドの木藍は有名で、愛されてきた染料でした。しかし、化学染料が主流の今では、生産量も減少の傾向にあります。
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■どのように染まるのでしょう?
木藍は大青と染まるメカニズムは一緒で、草木染めの中の生葉染めの原理を利用しています。
水に溶けた、藍色の素の成分が、髪に付着し、それが酸素に触れることで発色する、とてもシンプルな染色法ですから、安全で使いやすい素材であるといえるでしょう。
木藍やその他の藍色を生み出す植物の中には、必ず藍の成分の素である「インジカン」という無色の物質が含まれています。葉を砕いて、水に溶かし込むと、インジカンは水に分解(加水分解)されて、「インドキシル」という物質に変化します。このインドキシルも、まだ無色の物質です。このインドキシルを繊維や髪の毛に付着させたり、染み込ませて、酸素に触れると、酸化が起き、 藍色の物質「インディゴ」に変化します。インドキシルからインディゴに変わった時、初めて、青い色が発色するのです。
このように本来、木藍は、藍色の染め色を出すハーブですが、ヘナの赤茶色と交じり合うことで、黒茶を表現することができます。
木藍は、下記の写真にあるように2回、3回と重ねて染めることで自然な黒茶色になっていきます。(人毛に近いヤクの毛を使用。※染色には個人差があります。)また、酸素に触れることで発色するので、染めた後数日間に渡って色が濃く変化しつづけます。

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■製品について
当初はヘナと木藍だけを混ぜ合わせる事を考えていましたが、そこに10種のハーブを加える事により、より髪にコシやツヤを与え髪本来の力を引き出し、且つヘナや木藍の良さも引き出せるよう実験を繰り返しながら作り上げました。木藍がヘナ本来の赤みを抑え、黒っぽく染め上げる手助けをしてくれます。
ヘナ+木藍(もくらん)は、木藍+ヘナ+10種のハーブをバランスよく配合しております。ヘナや木藍だけでなく10種のハーブの良さも感じられる商品になっています。
| ヘナ+木藍100g入 1,500円 (税込1,575円)(写真左) |
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JANコード4524989000227 |
| ヘナ+木藍400g入り 4,500円(税込4,725円)(写真右) |
| JANコード4524989000234 |
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■大青について
中東情勢の緊迫などに伴い、今後、現地での生産、品質の不安定等により、原材料確保の困難が予想されます。又、ナイアードの方針である現地へスタッフが出向いての品質管理も大変難しくなってしまいました。非常に残念ですが2003年6月30日をもち「ヘナ+大青」の販売を中止せざるをえなくなりました。これまで御愛用いただいたみなさまには大変御迷惑をおかけし申し訳ございませんが、どうか御理解いただければと存じます。
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