ものづくりのこと

ナイアードのものづくりの方法

アダテペの石鹸の刻印をうつ手(トルコ)

私達が大切にしていること。それを実践するため、ナイアードのものづくりでは2つの方法をとっています。ひとつは「古くから受け継がれ、数世紀を生き続けた力強い自然素材と文化を新たな眼差しをもって紹介し、それを支えた伝統文化をも復権すること」インドの「ヘナ」やモロッコの「ガスール」、「朝摘みばら水」など。

もう一つは「伝統的な素材や技術に新しい技法、理解を加えることで新たな命を吹き込むこと」例えば、数世紀にわたって続くオリーブ石鹸の文化の素晴らしさをより深めるために取り組む、コールド製法の石鹸、伝統的な知恵と現代的な技術を組み合わせた有機農法とライフスタイルを融合させ、運営されている、ネパールのパーマカルチャー農場に併設された、リゾートで生まれる「ビーワックスリップクリーム」「チウリ モイスチャークリーム」など。

人の手の力

ナイアードが紹介するものはすべて、世界を巡り出会った、力強く心地よい自然素材が主役です。長い時を経て、今なお愛される自然素材に人の手をかけることで、さらに心地よさと美しさを増す。私達は、そんな風にものづくりに向き合いたいと考えています。五感を研ぎ澄ませ手の感覚に集中し、時に繊細に、時にダイナミックに動く手つきは人の手ならではです。私達は、人の手の力を信じ、大切にしています。

自然や素材と向き合う

ナイアードはものづくりにおいて、「使う人」はもちろん、「作る人」にも「環境にも」やさしい、ということを大切にしています。たとえば、パッケージなどの消耗材には、自然に還る素材を選ぶ。石鹸を作る際に出る廃液を、植物や微生物の力を借りて処理する。自然のサイクルを理解し、持続可能なものづくりを試みる・・・といった取り組みを実践しています。

ナイアードのこと
「製品が生まれる場所のこと」を読む
ものづくりのこと 製品が生まれる場所のこと 伝え手として