アダテペの石鹸 ~Q&A~

  • 釜焚き製法とはどんなものですか?
  • 原料となる油脂とアルカリ(苛性ソーダ)を加熱して鹸化させ、石鹸素地を作る方法です。その後、更に「塩析」という操作を行い、石鹸分以外のものを取り除くことで、石鹸純度が高い石鹸が出来上がります。
    職人の勘や技が生きる伝統的な製法です。石鹸純度が高いため、汚れをしっかり落とすことができます。
  • コールド製法とはどんなものですか?
  • 原料となる油脂を加熱せず、苛性ソーダを加えたときの反応熱だけで鹸化を進める方法です。加熱しないことで、原料油脂本来の手触りや香りを楽しめます。また、「塩析」を行わないため、石鹸の中にグリセリンやビタミン類などがそのまま残り、より高いスキンケア・ヘアケア効果が期待できます。
  • 石鹸が溶けやすいのですが、どのようにしたら防げますか?
  • グリセリンを多く含むコールド製法の石鹸は特に溶けやすい傾向があります。使い終わったら、水切れの良いソープディッシュなどを使い、湿気の少ない風通しの良い場所で保管してください。
  • 石鹸がジェル状に溶けてしまったのですが、使えますか?
  • 水を含んでジェル状になった石鹸も、ジェルソープ、リキッドソープとしてお使いいただけます。
    そのまま身体に塗り、水を含んだ布やバスミトン、スポンジで軽くマッサージすると、ジェルソープの使い心地をお楽しみいただけます。
  • 硬水だと石鹸の洗浄力が落ちると聞きました。硬水の地域で石鹸は使えますか?
  • 軟水の地域に比べ泡立ちにくくなりますが、使えます。
    オリーブオイルを主成分とする石鹸は、パームオイルやココナツオイルの石鹸に比べ泡立ちは控えめですが、硬水でも洗浄力を発揮します。泡立ちをよくするためには泡立てネットをお使いいただくのがおすすめです。
    石鹸の泡立ちにもの足りなさを感じる場合は粘土(クレイ)を石鹸の代わりに使うのも良い方法です。ナイアード製品の中では、ガスールがおすすめです。
  • 泡立ちがあまり良くないように感じます。泡立て方のコツはありますか?
  • オリーブオイルを主成分とする石鹸はパームオイルやココナツオイルの石鹸に比べ泡立ちは控えめです。しかし、ちょっとした工夫でクリームのような泡を作ることができます。
    洗顔のようにたくさんの泡で柔らかく洗いたい時におすすめの泡立て方をご紹介します。
    1. 濡れた手のひらにたっぷり石鹸をつけます。
    2. 手のひらをくぼませ、石鹸に大さじ一杯ほどの水を加えます。この時ぬるま湯を使うとより泡立ちやすくなります。
    3. 加えた水に指先を泡立て器のように立て、かき混ぜます。
    4. 泡があふれたら手のくぼみに戻し、更に水を加えかき混ぜます。水が多くても手に付けた石鹸が多ければ水となじみます。
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