木のスパチュラ ~素材~

ネパールの自然に育まれた素材

シソーの木

シソーの木は、別名Indian Rosewoodとも呼ばれ、マメ科ツルサイカチ属の落葉樹の高木です。トランプのスペードのような形状をした丸みを帯びた5〜6cmの葉は、枝に交互の羽のようについており、木の高さは成長すると15~30mほどに成長します。 ネパールではネパールとインドの国境に近い地域に生育し、水辺に近い水捌けの良い土地を好み、比較的、成長速度が速い植物です。
心材は、とても耐久性があり、暗褐色から淡い褐色がかった色をしていて、磨くと深い縞模様の美しい木目が表れてきます。
木材については、タンニンを多く含み制菌性があるためカビが生えにくく、薬剤等の防腐処理は行わず3ヶ月~半年をかけて天日干しした無垢の木材を使用します。

シソーの木の林

加工しやすい適度な硬さの材質は、ネパールでも近年、高級な木材に変わる資材として使用されています。地方自治体の管理のもとプランテーションされ、家具や調度品等にも使われ、ネパールでもなじみ深い素材になっています。

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