ヘナの販売から19年、ヘナが愛される理由
8月も終わり、早いもので今年も残すところあと4ヶ月になりました。
雨や曇りの日が続き、暑かった日々が懐かしくなる今日この頃です。
ナイアードのオリジナル商品の中で、一番初めにナイアード商品として
世に紹介したのは、実は「ヘナ」。
1995年頃からのインド現地調査を経て、1997年秋には、
まだ「ヘナ」の認知度も殆どない中、細々とヘナを販売し始めました。
日本では、白髪染めとして知られているヘナですが
使われた方がまず驚かれるのは、染め上がり以上に
同時に得られるそのトリートメント効果です。
髪が艶やかになり、コシやハリなどボリューム感やまとまり感も得られ、
ヘナを使った後の自分の髪が楽しみになります。
ヘナシリーズは、植物を粉砕するだけのとてもシンプルな商品です。
私たちが製造現場で心がけているのは、乾燥葉や植物、素材自体の「品質」。
シンプルな商品だからこそ、素材の質が商品の品質そのものになります。
一番大切にしている「素材の質」にこだわり
これからも皆さまにお届けしていきます。
ヘナの歴史は長く、人々がヘナを身近な植物として
生活に取り入れていたであろう痕跡は、
紀元前15世紀頃(今から約3500年程前)のエジプト初の女王となった
ハトシェプストの葬祭殿にヘナが描かれていることからもわかります。
また、古代エジプト最後の女王クレオパトラは、
爪をヘナで染め、マニュキアとして楽しんでいたとも言われ
「ヘナ」が長く人々に愛され、受け継がれて来たことをうかがわせます。
ヘナの産地のインド北部では、生活の中にヘナが溶け込み、
当たり前のように普段から髪や手足に模様を描くメヘンディとして
使用されているのを目にします。
植物ならではのヘナの優しい使い心地と
白髪染めだけでないヘナのトリートメント効果でのヘアケアを
これからも多くの方に楽しんでいただければと思います。