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メヘンディ。髪染めだけではないヘナの魅力

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ヘナが育つ北インド、中東や北アフリカの地域の人々にとって日常生活の必需品であり、文化に深く根付いたヘナの使われ方について紹介します。
 
ヘナは、髪を染める染料として日本では広く知られるようになって来ましたが、実は、ヘナが育つ地域では、髪染め以上に女性たちの手足を美しい模様で彩るメヘンディとして親しまれているのをご存知ですか?
 
メヘンディとは、ヘナのペーストで手足に模様を施すボディペイントの事。ヘナには、聖なる祝福の力が宿り幸福を運び、魔除けの効果を持つと信じられ、結婚式を迎える花嫁や旅立つ女性の手足を彩り、幸せや安全を願い祈りを込めて施されます。皮膚の新陳代謝に従い、2週間ほどで消えてしまうメヘンディは特別な日はもちろん、日常のおしゃれとしても女性達に親しまれています。
 
メヘンディは祭りの時にも欠かせません。例えば、インドには「カルバチョート」という伝統行事があります。「カルバチョート」は妻が夫の長寿を願う行事。断食の日、妻は日の出前に食事を済ませたら、夜、月が出るまで水すら飲まない断食をして、夫の長寿を祈ります。月が出ても夫が帰宅しなければ、妻の断食は続くため、この日は夫もいつもより早く帰宅するそうです。
 
「断食」と聞くと、つらい行事のように思ってしまいますが、妻たちはこの日のために数日前から手足にメヘンディを施し、当日は民族衣装のサリーやアクセサリーで美しく着飾って夫の帰りを待つ、というおしゃれの楽しみもあります。カルバチョートの時に施したメヘンディが消えるのが遅いほど、夫が長生きする、といういわれもあるそうで、夫婦や家族が、お互いの大切さを改めて感じる機会でもあるようです。
 
大切な人のことを想い、メヘンディを施すインドの文化。それにならって、ご夫婦や親子で、お互いの髪をヘナで染めてあげる、というのも素敵ですね。

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