日本では洗顔やパックとして使うイメージが強いガスールですが、モロッコでは昔から洗髪に使われてきました。粘土の吸着力で髪の毛や頭皮の汚れを落としすっきりさせるだけでなく、豊富に含まれるミネラルが髪や頭皮を潤します。
分量の目安
・ショートヘア ガスール12g(固形はかけら6個程度、粉末は大さじ1)+水30ml(大さじ2)
・ロングヘア ガスール24g(固形はかけら12個程度、粉末は大さじ2)+水60ml(大さじ4)
洗髪の仕方
まず、ガスールを目安の量の水で液状~流れ落ちる程度の緩いペースト状に溶きます。ペーストの固さはお好みで使いやすい固さに調整してください。
髪をぬるま湯で予洗いをしてからペーストを髪・頭皮にまんべんなくなじませます。髪が長い方は、ペーストを液状に作り、中央、左右、前後…というように、ざっくり髪の分け目をつくってペーストをつけるようにすると塗りやすいです。
頭皮を中心に髪全体にペーストがなじんだらよく洗い流します。時間を置かなくても髪や頭皮の汚れをすっきり落とし、リンスなしでもさらさらの仕上がりに。
ガスールは泡立つことはないので洗えているかどうか不安になる方もいらっしゃいますが吸着力に優れているので髪だけでなく、頭皮の汚れも優しく吸着し、取り除きます。
ガスールの洗髪が不安な場合は
ガスールでの洗髪は、合う/合わないに個人差があり、まれに髪にごわつき・べたつきを感じる方がいます。髪全体で使用する前に、少量のガスールのペーストを髪一房ほどで試してみることをおすすめします。違和感がないようでしたら髪全体でお使いいただけます。
もし、ごわつき・べたつき・静電気等、髪への使用が合わないと感じるようでしたら、ガスールでの洗髪は控えてください。これはガスールの粒子が髪のキューティクルにからまっている状態です。
通常の洗髪を複数回繰り返してガスールの粒子を洗い落としていただくことで、髪の状態は元に戻ります。
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初めての方へ
ガスールをヘアパックで使用するとまれに髪にごわつき・べたつきを感じる方がいます。
髪全体に使用する前に、少量のガスールペーストを髪一束ほどでお試しすることをおすすめします。 - パーマをした場合、きしみの原因になることがあります。ご注意ください。