ヘナ~製造~

インドのハーブの世界に触れる  ~ナイアード・ヘナシリーズのレシピ~

5000年の歴史を持つと言われる伝承医学アーユルヴェーダ、体調や気候、気分によってスパイスを使い分けるインド料理、嗜好品として古代から親しまれた香料…。インドで古くから親しまれてきた多彩なハーブは、人々の暮らしに欠かせないものです。
ナイアードのヘナシリーズ3種類に使われているハーブも、古くからインドや周辺地域で利用されてきたものです。ハーブを熟知したインドの現地スタッフと共に、良質なヘナをはじめ、ヘナの赤みを抑え、髪を落ち着いた色に染める木藍(インド藍)や髪や頭皮を美しく保つ10種類のハーブを厳選し、ハーブで髪を整える楽しみを実感していただけるレシピを考えました。

ヘナの若葉

植物だけの本当のヘナをつくる

ナイアードのヘナは、ヘナの一大産地である、インド北西部のラジャスターン州ソジャット産のものを使用しています。
ヘナは乾燥や暑さに強く、厳しい環境の中でも力強く育つ植物ですが、その作柄と質は毎年微妙に変化します。その中で安定した品質のヘナをお届けするために、必ず現地スタッフが畑の作柄を確認します。ヘナの成長や作柄を大きく左右するのは、強い日差しと7~8月に降る雨です。雨量は少ないのですが、この時期に降る雨は、ヘナの成長になくてならない恵みの雨です。現地スタッフは雨が降る時期と収穫時期の2回、産地を訪れてその年の作柄を確認します。ヘナが育つラジャスターン州の日差しは強く、乾いた風が吹く炎天下に畑を見て回るのも大変なことです。

ヘナ葉をチェックする現地スタッフゴパール

ヘナの良さを実感してもらうために一番大切なのは、上質のヘナを厳選することです。現地スタッフはヘナマーケットに次々と集まる膨大なヘナの葉を1つ1つの袋から取り出し、忍耐強く葉の大きさや乾燥具合、そして匂いを確かめ、手を染めて色を確認します。時には手で葉を軽く握り潰し、その音で乾燥の度合いや葉の質を「聞き分ける」ことさえあります。五感をすべて使って、上質なヘナの葉を厳選するのです。

ヘナの乾燥葉

原料となるヘナの葉の確認後も現地スタッフの仕事は続きます。粉砕の全工程に立ち会うことで、品質を管理するのです。このように、何度も畑や市場、工場に身を置き、素材に触れることを重ねて、植物の葉だけで作った上質なヘナを日本に届けています。

木藍の葉

落ち着いた色に染めるハーブ、木藍

藍色の染料として4000年の歴史がある木藍(もくらん)。「ヘナ+木藍」では、ヘナの赤みを抑えて落ち着いた色に染めるために配合しています。
私達が使用している「木藍」は、栽培に適した条件をもつ、強い日差しと豊かな雨の恵みのある南インド・タミル・ナードゥ州で栽培されています。この地域では、代々インディゴ・ケーキ(藍染めをする際に使う固形の藍)の原材料として木藍を自然栽培していました。木藍は、年に2回栽培でき、2月と5月に種を蒔き、5月と8月に収穫します。農家の人々は、木藍を農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。毎年異なる植物を栽培することで、肥料をほとんど使わなくても、土のバランスが保てるのです。
現在、この地域でインディゴ・ケーキの伝統を守る彼らの力を借り、私たちが使う「木藍」の生産をお願いしています。

木藍(インド藍)の畑(スタッフ畑仕事風景)

「ヘナ+木藍」で使用する木藍は、ヘナと同じく乾燥した葉を粉砕するだけのシンプルな物です。早朝刈り取った木藍を天日干しで1日しっかり乾燥させたのち、茎などを取り除き葉だけを集め工場に運びます。それを現地スタッフが確認して粉砕。粉末の状態が日本へ輸出されます。

素材そのものの良さを感じて頂くために ~日本での仕上げ~

インドで粉末の状態にまで加工されたヘナや木藍、ハーブは、日本に輸入した後、国内でレシピ通りに配合・混合され、袋詰め、検品などの工程を経て仕上げられます。
より安心してヘナをお使いいただくために、輸入した原料で実際に毛染めを行い、染毛力をチェックするとともに、第三者機関での分析試験を行い、品質の確認をしています。

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