ネパール地震 支援についてのご報告(現地レポート2)
5月13日のレポートに引き続き、現地スタッフ(ドゥルガ)のレポートを通じて、
ネパールの状況をお伝えします。
ナイアード ネパール社 ドゥルガ アディカリからのレポート
私達(ナイアード・ネパール社のスタッフ)は、一昨日震源地に近いゴルカ地域に
支援しに行きました。
Gorkha郡にあるManbu村です。
ポカラから8時間かけて(舗装路3時間、オフロード4時間を車で、その後1時間歩き)
ゴルカ地域に行き、村人(15家族)にお願いし、麓まで支援物資を取りに来てもらい、
物資を渡すことができました。
下記は支援物資の内容です。
1. お米 15袋
2. レンズ豆(ダール)45kg
3. 塩 30kg
4. 食用油 30リットル
5. Soyabean balls(大豆からできたもの) 30kg
6. インスタント麺 30箱(1箱30パック)
村人は、家が全壊し未だにテント暮らしをしています。
この地域は、一度地震後に政府がヘリコプターでテントを支給しましたが、
食料の配給はありませんでした。食料を持っていき、とても喜んで頂けました。
私達は、ゴルカ、ダーディング、カトマンズ、バクタプル、シンドゥパルチョークに
行ってきましたが、ゴルカとシンドゥパルチョークの状況は
私達が想像していたより悪い状態でした。
ネパールは、この地震による災害に苦しんでいます。
多くの団体・国・ネパール政府から支援を受けていますが、まだまだ不足しています。
(2015/05/15)