今年もムゴナの村に、薔薇の季節がやってきました。
春を迎えた3月から4月にかけては、昨年よりも雨に恵まれ、その後は穏やかな晴れの日が続きました。涼やかでやさしい春――薔薇にとっては、まさに理想的な気候でした。
山あいの畑では、例年より少し早く薔薇が咲き始め、村の畑ではゆっくりと花開いていきました。
蒸留の時期になると、空は晴れ渡り、昼から夕方にかけては暑さを感じる日もありました。そして夕暮れには、ときおりやさしい雨が降り、薔薇の畑をより豊かに潤してくれました。村に流れる川の水も、昨年よりずっと豊かで、自然の恵みをあらためて感じる春となりました。
今年の薔薇は、色も香りもとても良く、鮮やかなピンク色に咲きそろい、さわやかな香りがふんわりと漂います。この香りが、ばら水にやさしく溶け込んでくれることを願いながら、今年も多くのベテランスタッフとともに、一つひとつ丁寧に蒸留を行いました。
そして今年、ナイアードの朝摘みばら水は、製造開始から20年という節目の春を迎えました。
モロッコの自然と、人の手仕事を大切に受け継ぎながら、この香りをたくさんの方へお届けできたことに、心より感謝申し上げます。
日々の暮らしに、ばら水を取り入れてくださっている皆さまへ。
いつもナイアードの朝摘みばら水をご愛用いただき、本当にありがとうございます。
20年目の春――モロッコから届いたこのやさしい香りを、どうぞお楽しみください。
(レポート:ナイアード・モロッコ社 ラシッド)




