ガスールとヘナのヘアパック ~モロッコこぼれ話
現在、4月末に訪問したモロッコの模様を数回に分けて皆さんに
ご紹介しているところですが、今回は現地の人々の「使い方」
に関するこぼれ話をご紹介します。
モロッコは美容に役立つ自然素材の宝庫。
女性たちは、古くからガスールやヘナ、ばら水などを上手に使い、
強い日差しや乾燥から肌を守り、美しさに磨きをかけてきたと
言われています。
今回の訪問で、現地の女性たちがどんな美容法を実践しているのか、
是非、聞いてみたい!というのも、私達が楽しみにしていたことの
1つでした。
そんな、彼女たちから聞いた美髪レシピをご紹介します。
○ガスールとヘナのヘアパックレシピ
用意するもの(セミロングの場合の目安)
ガスール粉末 …20g
ヘナパウダー …大さじ3
(ヘナはヘナ100%かヘナ+10種のハーブがおすすめです)
※上記分量は目安です。髪の長さや分量によって加減してください。
使い方
1.ヘナパウダーとガスールを混ぜてぬるま湯(適量)で溶かし、
ゆるめのペーストを作ります。
※ガスール固形を使う場合は、ガスールをお湯で溶かしてから
ヘナパウダーを加えます。
2.ペーストを頭皮にまんべんなくつけ、ヘッドマッサージの
要領でなじませて、5分ほど置きます。
3.よく洗い流します。
気にならなければあらためてシャンプー、リンスをする必要はありません。
ガスールもヘナも髪だけでなく頭皮にも良いと言われており、
年齢を重ねてもツヤとコシのある美しい髪でいるために、
女性たちはレシピを工夫して手入れをするのだそうです。
紫外線が強くなってくる季節、プレサンケアやアフターサンケア
にもおすすめのレシピです。
バスタイムを使って、ぜひ試してみてください。