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ナイアードヘナシリーズの原材料たち その1:ヘナ

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1_ヘナの木

ナイアードヘナシリーズに配合された原材料は、ヘアケアの長い歴史をもつ植物の葉や実、茎や根をそのまま乾燥させて粉砕したものです。今回は、ナイアードヘナシリーズの主役「ヘナ」を、写真とともにご紹介したいと思います。

ヘナは、ミソハギ科の植物で、学名は、Lawsonia inermis。和名は、指甲花またはツマクレナイ(爪紅)とも呼ばれています。名前から染める力をもつ植物だと想像できますね。ヘナの色素はローソンといい、タンパク質と結びつく特徴があります。その性質を利用して、髪染め、ボディペイント、ヘナタトゥー(メヘンディ)に古くから使われてきました。

2_ボディペイント

ヘナを髪染めに使うときによく誤解されるのは、「髪の毛がオレンジ色に染まるのではないか」とのこと。実は、ヘナは脱色作用がありませんので、黒髪の色はほとんど変わらず、白髪の部分だけがオレンジに染まります。そのため白髪の量が少ない方がお使いになると、白髪の部分だけがオレンジ~赤褐色に染まることで印象が明るくなり、華やかになります。

3_ヘナ100%染めた後

ヘナの髪染めのもう一つの魅力は、トリートメント効果。ヘナを使いはじめると、ヘナの持つ収れん効果でキューティクルが引き締まるので髪のボリュームが増し、ハリ・コシ・艶が出ます。

では、ヘナは、どこでどんな風に作られるのでしょう・・・?

ヘナは、中近東原産と言われますが、現在の一大産地は、インド・ラジャスタン州のソジャットという小さな町です。ナイアードのヘナもソジャット産です。ヘナは、水を多く必要としない植物なので、暑くて乾燥するインド北西部のラジャスタン州のソジャットはヘナ栽培に適していると言われています。

4_ヘナ畑

ヘナは、とても強い植物(木)で、肥料・手入れはほとんど必要なく8月に降る雨水を吸収し成長します。9月から10月にかけて、収穫シーズンに入ります。ヘナ畑が一気に賑やかになります。収穫する女性たちのサリーが鮮やかなグリーンなヘナ畑を彩ります。

5_ヘナの収穫

収穫したヘナを強い太陽の下で、キレイなピスタチオグリーンになるまで乾燥させ、袋詰めしヘナマーケットに運びます。ここで、全国のヘナ商人、製造者が買い付けに来ます。ヘナは、葉をそのまま粉砕して使用するものなので、素材=製品の品質そのものです。ナイアードは、現地スタッフによって原料の品質管理から粉砕までのすべての製造工程に立会い、製造したヘナを、日本でパッキングしてお届けしています。

6_ヘナの乾燥葉

ナイアードのヘナについてさらに詳しくお伝えしています。こちらをご覧ください。

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