朝摘みばら水~2022年製造レポート~

モロッコの大地に広がる眩しいほどの冴えわたる陽ざし。
土漠の中のオアシス、薔薇の町ムゴナは、薔薇の開花とともにいつもより早い春が訪れました。
大地や陽ざしモロッコの自然を映した今年のばらの香りをお楽しみください。

朝摘みばら水とは

ダマスクローズ

薔薇(ダマスクローズ)を伝統的な蒸留器を使って水蒸気蒸留した芳香蒸留水。添加物を一切加えずに瓶詰めをしました。薔薇の産地であるモロッコ・ムゴナで、毎年製造を行っています。

モロッコ・ムゴナの早い春

ムゴナの畑で咲いた薔薇

今年は少雨だったにもかかわらず、薔薇の色や香りはとても良いものでした。
いつもより暑い気候に気候変動の兆しを感じながらも、散歩道に変わらず咲いてくれた薔薇の、その生命力に希望を感じます。

毎年、ばら水の製造は、薔薇の開花の時期に合わせて蒸留を開始します。しかし、最初の薔薇が開花しても製造のタイミングで多くの薔薇が咲くとは限りません。気候次第で収穫量にも差が出ることがあります。今年は、予定した製造の時期に多くの薔薇が咲き、良い薔薇を順調に蒸留することが出来ました。
モロッコでも暑い日が続いていた為、井戸水も少なかったのですが、少雨の中で成長した薔薇から蒸留された香りは、微かにグリーンの香りを携えたいつもよりこくのある鮮やかなフローラルの香りとなりました。

2022年の朝摘みばら水

薔薇を測る

2022年のばら水は、微かなグリーンの香りとこくのある鮮やかなフローラル(ローズ)の香りが特徴です。
こくがありながらもマイルドなフローラルの中にほのかな蜂蜜を感じさせる甘い香りは、ダマスクローズらしいフレッシュで華やかな香りとなっています。

モロッコスタッフの想い

モロッコ・ムゴナでは、最近は薔薇だけを生産する農家が出てきました。
昔は副産物として収入の糧となっていた薔薇も、今では村の人たちの生活を支える大切な産業となっています。
良いばら水をつくることは、私たちの目標でありとても楽しみにもなっています。毎年モロッコの朝摘みばら水を使ってくださっている皆様、本当に感謝しています。皆様のお陰で頑張ることができます。
今年の朝摘みばら水もよろしくお願いいたします。
(レポート:ナイアード・モロッコ社 ラシッド)

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