季節の変わり目のスキンケア
日の光が明るくなり、桜も開花しすっかり春めいてきました。
暖かくなった空気に誘われて、お出かけや新しい出会いに
うきうきする季節ですよね。
その一方で、春は体調や肌の不調が現れやすい季節でもあります。
そこで、今回は季節の変わり目のスキンケアについてご紹介します。
○花粉や黄砂などの影響
花粉症にお悩みの方も多いかと思いますが、肌に付着した花粉
などの影響で、いつも以上に肌が敏感になってしまいます。
そんな時に気を付けたいのが洗顔。
お出かけから帰った後は、付着した花粉などを取り去るために
はやめに洗顔をしたほうが良いのですが、ごしごしこすって
しまうと過敏になった肌を刺激してしまい、逆効果。
やさしい石鹸を使い、たっぷりの泡で包み込むように
洗いましょう。
おすすめはアダテペの石鹸、ダフネ石鹸、アルガン石鹸。
3種類とも、エクストラバージンオリーブオイルをはじめとする
植物オイルを使って丁寧に手作りしたやさしい石鹸です。
○春も乾燥に注意
春になっても冬と同じくらい空気が乾燥しています。
暖かさについ、乾燥の季節は終わったように感じてしまいますが、
油断は禁物!
たっぷりの化粧水とクリームでしっかり保湿をしましょう。
○生活の変化によるストレス
春は変化の多い季節です。
何かとストレスが多く、肌だけでなく体調もなんとなく
すっきりしない…という方も多いのではないでしょうか。
忙しい季節ですが、意識的にリラックスの習慣を取り入れ
ましょう。
睡眠をたっぷりとる、たまにはお風呂でゆったり半身浴、
好きな香りや音楽でリラックスなど…。
手軽にリフレッシュするなら、朝摘みばら水がおすすめです。
仕事中など、気分転換にシュッとひとふき。
お化粧の上からでも使えます。
薔薇そのものの優雅な香りに癒されますよ。
○「春苦味…」旬のものを食べて体の中からもケア
『春苦味、夏は酢の物、秋辛味、冬は油と合点して食え』
というのは、明治時代の食養家石塚左玄氏の言葉です。
フキノトウやワラビ、ぜんまいなどの山菜や春野菜は
苦味のあるものが多いですね。
これらは冬に新陳代謝が悪くなった体内から毒素を多く出すために
苦いのだそうです。
古きよき日本の知恵に学んで、体調を整え、軽やかな気持ちで
春を満喫しましょう。
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