アダテペではオリーブの収穫がピークを迎えています
ナイアードの3種の石鹸「アダテペの石鹸」「ダフネ石鹸」「アルガン石鹸」
の原料オイルであるエクストラバージンオリーブオイルは
トルコ・アダテペの村周辺一帯のオリーブ畑で収穫される
オリーブを搾ったオイル。
アダテペ・オリーブオイルミュージアムで搾られたオイルです。
アダテペ・オリーブオイルミュージアムでは、今年は10月に
自分達の畑のオリーブの収穫と契約農家のオリーブを受け入れ
オイルを作る、1年の中で最も忙しい季節が始まりました。
オリーブの収穫が終わる1月~2月上旬(年によって変わります)までは、
ミュージアムの、いつもは静かに佇むオイルを搾る道具たちが、
オリーブの出来に満足げなミュージアムスタッフと共に活き活きと
働きつづけます。
1.収穫したオリーブを洗います
2.石臼で300㎏のオリーブを挽きます
3.オリーブペーストをプレートに乗せ、重ねていきます
4.水圧式プレス機にセット、ゆっくり圧をかけて果汁を搾ります
その後、果汁をプールに溜め、オイルとブラックウォーター
(オイル以外の水分)が分離するのを待ちます
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「今年の収穫はどうですか」とミュージアム主宰のハルクさんに
聞いてみたところ、「今年は大豊作!オリーブフルーツが
大豊作なだけでなく、オイルの品質もとてもいいですよ」とのこと。
今年のオリーブの品質が良い理由を聞いてみたところ、
今年は、収穫前の9月にたくさんの雨が降ったそうです。
オリーブの実が熟すために、この雨はとても大切な雨です。
また、オリーブは表年(豊作の年)、裏年(不作の年)があるといわれ、
それが1年おきに繰り返されます。
確かに、オリーブの木の気持ちになれば、力を振り絞り立派な実を
つけたなら、翌年は少し力を抜きたいという気持ちも分かるような
気がします。
天候の条件、表年裏年というタイミングにも恵まれた今年の収穫。
私たちにとっても嬉しい報告です。