ヘナの後のシャンプーは何を使えばいい？

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ヘナの後のシャンプーは何を使えばいい？

投稿：2023年04月09日 / 最終更新日：2024年02月27日

ナイアードヘナシリーズ100g

「ヘナ染めをしているけど、シャンプーは何を使ったらいい？」と気になっている方、多いと思います。ヘナ染め後にどんなシャンプーを使うのが一番いいのか実験しましたので、結果と共にご紹介します。

ヘナ染め後のシャンプーはいつからOK？

シャンプーしているイラスト

【おすすめ】当日はお湯洗い、シャンプーは翌日から

ヘナ染めをした当日は、染めたヘナの色をしっかり定着させるためにお湯洗いのみをおすすめしています。ですが、厳密にいうとナイアードのヘナシリーズの種類によって案内が若干異なります。

木藍（インディゴ）配合のヘナ＋木藍シリーズである「茶・黒茶・黒」をお使いの方は、染めた当日は、お湯洗いのみがおすすめです。ヘナの赤みを抑えて茶、黒茶、黒に染め上げる「木藍（インディゴ）」の成分を髪にしっかり定着させ、発色させるために当日だけはお湯洗いのみで翌日からシャンプー、リンスをしてください。

当日からシャンプーを使っても問題ありません

ヘナ100％とヘナ＋ハーブの「赤茶」をお使いの方は、木藍（インディゴ）が配合されていない商品なので、当日からシャンプー、リンスをお使いいただいても発色にはほとんど影響ありません。

シャンプーは、普段お使いのものを使用いただいて問題ありません。

ヘナ染め後に使うシャンプーの選び方

シャンプーで洗うと色持ちが悪くなる？

洗髪で使うシャンプーには、固形の石鹸、液体の石鹸シャンプー、一般的な市販のシャンプーなど、さまざまな種類がありますが、実験結果からはいずれのシャンプーもさほど発色に差は見られませんでした。従って、ヘナ後のシャンプー、リンスは普段使用しているものをお使いください。

シャンプー実験の結果をご紹介

シャンプーの影響がどれだけヘナの色に影響するかヘナ＋木藍（インディゴ）で実験してみました。

【実験手順】

①白髪100％の毛束（人毛に近いと言われるヤクの毛）にヘナ＋木藍を染め、自然乾燥させます。
②色が定着した状態（2日間）で洗髪します。
③洗髪はシャンプーを付け、泡立ててから10回擦ります。
④ドライヤーで乾燥します。
⑤3と4を10回繰り返します。

【実験結果】

シャンプーの実験結果

実験結果の通り、どんなシャンプーを使っても色が同じくらい落ちました。但し、お湯洗いの場合は、色はほとんど落ちませんでした。

この実験で分かったのは以下の3点。
①シャンプー、石鹸で洗ったら必ず色が落ちる
②シャンプーの種類では差が見られない
③退色を避けるにはお湯洗いが有効

一番おすすめなのは「お湯洗い」

シャンプーの影響の実験結果から、やはりお湯洗いが一番発色や色持ちが良いのがわかります。ですが、ずっと洗髪をお湯のみで続けるのは非現実的です。

木藍（インディゴ）配合のヘナ＋木藍シリーズである茶・黒茶・黒は、後ほどご紹介する「ホットタオル」の工程を行い、当日だけお湯洗いのみで、翌日から普段どおりのシャンプーをご使用ください。

リンスやトリートメントはいつからOK？

洗い流した時の軋みは乾くと改善されます

ヘナのペーストを洗い流した後、きしみを感じる方がいます。このきしみは、髪を引き締めるヘナの収れん作用を「きしみ」と感じてしまうのが原因で、髪を傷めているわけではありません。ドライヤーで乾かすときしみを感じなくなる場合も多いのですが、それでもきしみを感じる場合は、毛先にオイルをなじませるときしみが緩和します。

きしみは、ヘナを使い始めた初期の頃に感じることが多く、定期的にヘナを使うようになるときしみも感じなくなっていきます。

気になる場合は当日から使用OK

取扱説明書では、ヘナ染めをした当日は、シャンプー、リンスの使用を控えていただくようご案内しています。但し、どうしてもシャンプーをされたい方は、当日にシャンプーを使用してもかまいません。

取扱説明書の案内は、ヘナの使用方法としておすすめする「基本」の使い方であって「絶対」ではありません。ヘナを快適に楽しんでいただけて、満足する色合いに染まれば自分のオリジナルアレンジで使用していただいても大丈夫です。

但し、どうしても上手く染まらない時は、ぜひ取扱説明書どおりに染めてみてください。

木藍シリーズは注意が必要

ヘナ＋木藍黒茶

【おすすめ】当日はお湯洗い

茶、黒茶、黒に染まるヘナ＋木藍（インディゴ）シリーズに関しては、当日はお湯洗いのみがおすすめです。なぜなら、ヘナの赤みを抑え、暗く染める木藍（インディゴ）の発色は、ペーストを洗い流した後も発色を続けます。当日だけお湯洗いをすると、発色を妨げずに綺麗に染め上がります。

【新情報】「ホットタオル」で、濃く染まって、色持ちUP

ホットタオルを巻く

濃く染まって、色持ちもアップする方法として、「ホットタオル」の工程があります。

自宅でも簡単にできる方法です。発色や色の定着を良くするだけでなく、当日のドライヤー使用が可能になり、翌日からは普段どおりのシャンプー、リンスが可能になります。

◎ホットタオルの工程（ヘナ染め当日のみの工程です）

① ヘナ染めをした後、ヘナのペーストをお湯でしっかり洗い流します。
② 水滴が落ちない程度にタオルで水気を拭き取ります。
③ タオルをお湯で濡らし、軽く絞ったら電子レンジ（600W　1分）で温めます。
　※やけどにご注意ください。
　※電子レンジがない場合は、給湯器からの熱めのお湯で濡らし絞ってください。
　※タオルのサイズはフェイスタオルくらいがおすすめです。

④ タオルドライした髪に直接ホットタオルを巻き、10分待ちます。