ヘナの赤みはインディゴで抑える
ヘナのみだと白髪が赤茶やオレンジ色に染まり、明るい仕上がりになりますが、インディゴを配合することで赤茶よりも落ち着いた色に染め上げることができます。
ナイアードではヘナに木藍(インディゴ)を配合した「ヘナ+木藍」シリーズがあり、仕上がりの色は「茶・黒茶・黒」の3色。インディゴが配合されているとカラーバリエーションを楽しむことができますが、インディゴ配合のヘナは染める時にポイントや注意点もありますのでご紹介します。
目次
ヘナは赤茶やオレンジ色にしか染まらない?
ヘナの赤みはインディゴで抑える
インディゴ配合の「ヘナ+木藍シリーズ」
- ナイアードヘナシリーズでは木藍(もくらん)=インディゴ
- ヘナ+木藍 茶
- ヘナ+木藍 黒茶
- ヘナ+木藍 黒
- ヘナでも落ち着いた色に染めることができる
- ヘナ+木藍は2023年で発売から20周年を迎えました
インディゴ配合のヘナを染める時の注意点とポイント
悩んだ時はお気軽にお電話ください!
- お問い合わせ先
- ヘナ専用LINE公式アカウントもあります
ヘナは赤茶やオレンジ色にしか染まらない?
ヘナの葉に含まれる色素が赤色
ヘナの葉にはローソン(lawsone)と呼ばれる赤色色素が含まれ、たんぱく質に絡みつくことで色をつけます。
髪の毛はケラチンたんぱく質で構成されているため、ヘナで髪染めをすると白髪が赤茶やオレンジのような明るい色に染まります。
ヘナの赤みはインディゴで抑える
インディゴって何?
インディゴは藍の発色には欠かせない色素ですが、インディゴそのものが植物の中に存在するわけではありません。
藍植物の葉の中には、インディゴのもととなる成分が含まれており、この成分が水や酸素と触れることでインディゴに変化し、青く染めることができます。
藍(インディゴ)の染まる仕組みについて、詳しくは「藍(木藍)の発色のメカニズム(仕組み)と色」をご覧ください。
ヘナの赤みを抑えたい場合は、インディゴ配合のヘナを選びましょう
赤茶のヘナと藍色のインディゴを混ぜ合わせると、ヘナ特有の赤みが抑えられ、落ち着いた色味になります。ヘナの赤みを抑えた仕上がりにしたい場合は、インディゴ配合のヘナを選びましょう。
インディゴ配合の「ヘナ+木藍シリーズ」
ナイアードヘナシリーズでは木藍(もくらん)=インディゴ
ナイアードヘナシリーズに配合される藍植物は、インド藍(学名:Indigofera tinctoria)です。インド原産のマメ科の植物で、古くから天然染料として利用されています。
インド藍はキアイとも呼ばれることから、ナイアードでは「木藍(もくらん)」という名前でご紹介しています。
ヘナ+木藍 茶
白髪が自然な茶に染まります。明るすぎず、暗すぎない色味で初めてヘナで染める方にもおすすめです。
ヘナ+木藍 黒茶
白髪が落ち着いた黒茶に染まります。ナイアードヘナシリーズで一番人気の色味です。
ヘナ+木藍 黒
白髪が透明感のある黒に染まります。2023年2月に発売したばかりの新商品で、ナイアードヘナシリーズの中で最も黒髪に近い仕上がりになります。
ヘナでも落ち着いた色に染めることができる
ヘナに興味はあるけど白髪が明るく染まるのは避けたいという理由で、ヘナの使用を悩んでいる方がまだ多いと感じています。
木藍(インディゴ)配合のヘナなら落ち着いた色に染めることができ、前項でもお伝えしました通り、ナイアードヘナシリーズでは木藍(インディゴ)配合のヘナを3種類ご用意しています。ぜひお好みのヘナを探してみてくださいね。
ヘナ+木藍は2023年で発売から20周年を迎えました
ナイアードが木藍(インディゴ)配合の「ヘナ+木藍」の販売を始めたのは2003年。おかげさまで、20周年を迎えることができました。ご愛用くださっている皆様、本当にありがとうございます!
発売から20年間、変わらず契約農家で栽培した木藍を使用しています。今後も現地スタッフと共に素材の品質にこだわり、安心してお使いいただけるヘナ商品をお届けしますので、変わらぬご愛顧の程、よろしくお願いいたします。
インディゴ配合のヘナを染める時の注意点とポイント
熱湯で溶かない
ヘナのペーストを作る時に熱湯で溶いてしまうと、インディゴの発色に必要な酵素の働きが悪くなってしまいますので、少し熱めのお湯(45℃くらい)でペーストを作り、すぐに髪に塗りましょう。
1時間以上置かない
ヘナのペーストを髪に塗り終えてから40分、長くても1時間で洗い流しましょう。1時間以上置いてしまうと、ヘナの赤みが強く出てしまいます。
水分と保温が大切
木藍インディゴをきれいに発色させるポイントは適度な水分と温かさです。
きれいに染めるコツを2つご紹介するので、ぜひお試しください。
①40分の待ち時間に保温キャップをかぶり、温かくして過ごす
②ペーストを洗い流した後、タオルドライした髪にホットタオルを巻いて10分待つ
インディゴ配合ヘナの染めるコツについて、詳しくは「木藍の発色に大事なこと」をご覧ください。
ホットタオルで濃く染まって色長持ち
ホットタオルはインディゴの発色に必要な水分と温かさを同時に補うことができるため、一度のヘナ染めで濃く染まり、色持ちも良くなります。
ペーストを洗い流した髪に、電子レンジで1分温めたホットタオルを10分間巻くだけ。このひと手間で仕上がりがぐんと変わりますので、ぜひお試しください。
ホットタオルの作り方と方法について、詳しくは「ホットタオルのやり方」をご覧ください。
悩んだ時はお気軽にお電話ください!
ナイアードのスタッフはみんなヘナ愛用者で、ヘナ歴数年のスタッフから、ヘナ歴20年以上のベテランスタッフまでいます。皆さんのお悩みや疑問にお答えしますので、お気軽にお電話くださいね!快適なヘナ染めのお手伝いをします。
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